大陰唇とは、小陰唇や膣の外側に位置し、主に脂肪組織で構成されているふくらみのある部分です。大陰唇縮小術は、この部分のふくらみが目立つ場合や、加齢などによりハリが失われて皮膚がたるんでいる場合に、余分な組織を取り除き、自然で整った形状に整えることを目的として行われます。見た目の改善だけでなく、不快感の軽減や衛生面の向上にもつながります。

下着に擦れて痛みや不快感を感じていた方は、症状の軽減が期待でき、衛生面の向上やニオイ・ムレの予防にもつながります。また、加齢によるボリュームの減少や皮膚のたるみにも対応できるため、デリケートゾーン全体の若々しい印象を取り戻すことが期待できます。
小陰唇縮小術などと併用することで、よりバランスのとれた自然な仕上がりが得られるのも魅力です。

施術前に、患者様の状態に合わせて切除範囲を丁寧にデザインし、仕上がりを確認したうえで、局所麻酔を行います。麻酔が十分に効いたことを確認した後、デザインに沿って皮膚をメスで切開し、必要に応じて皮下脂肪も併せて切除します。その後、丁寧に皮膚を縫合して手術は終了となります。