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膣ヒアルロン酸とは
これまでのコラムでは、膣ヒアルロン酸の特徴や効果について詳しく解説しております。
施術内容をさらに深く知りたい方は、以下のコラムをご参照ください。
この記事では膣の緩み改善で注目される膣ヒアルロン酸と膣縮小術を徹底比較していきたいと思います。
膣縮小術とは
膣縮小術は、膣のゆるみを改善し、膣内の引き締めを目的とした外科的治療です。出産や加齢によって広がった膣を本来の形に近づけ、感度や見た目の改善も期待できます。出産後などで膣のゆるみが強く、ヒアルロン酸注入だけでは十分な効果が得られない場合には、手術によって物理的に膣を狭めることが可能です。
膣が緩む原因
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出産による膣壁や筋肉の伸び
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加齢に伴う筋力低下・コラーゲン減少
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ホルモンバランスの変化
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性交時の違和感・尿漏れなどの症状
膣縮小術の効果とメリット
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膣の引き締め・感度改善
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性交時の満足度向上
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尿漏れの軽減
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外観の若返り(外陰部のハリ)
膣縮小術は、物理的に膣のゆるみを解消できるため、高い効果が期待できる治療であり、
患者さまの中でも第一候補に挙がりやすい施術です。
ただし外科的な手術であるため、腫れや痛み、出血などのダウンタイムやリスクが生じるほか、術後の安静期間も必要となります。デメリットもしっかりと考慮した上で適切な治療を選択していくことが大切です。
膣縮小術のリスク
- 施術過程で粘膜や筋肉を剥がすので、粘膜の質を落としてしまうリスク
- 伸縮性は改善されないため、新たな性交痛の原因となる恐れがある
- 妊活、妊活や出産の予定がある方には、膣内腔が狭くなるため適応にならない
ダウンタイム・注意点
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腫れ・痛み・出血:1〜2週間
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シャワー:翌日から可
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入浴・性交渉:術後約4〜6週間は控える
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医師の指導に従いアフターケアを行うことが重要
こんな方におすすめ
- ヒアルロン酸では足りないくらいに膣が弛緩してゆるんでしまっている
- 今後出産をする予定がない
- ダウンタイムが取れる
膣ヒアルロン酸と膣縮小術を簡単比較
膣ヒアルロン酸 | 膣縮小術 | |
治療方法 | ヒアルロン酸を膣壁に注入してボリュームを出す | 膣粘膜や筋層を縫い縮めてタイトニングする外科的手術 |
目的 | ゆるみ改善・潤いアップ・感度向上 | 膣のゆるみを根本的に引き締める・形を整える |
持続期間 | 約1年程度(ヒアルロン酸の製剤により変動) | 長期的・半永久的(出産などで変化する場合あり |
施術時間 | 約30分程度 | 約90分程度 |
ダウンタイム | ほぼなし(数日薄い出血程度) | 1〜2週間(性交渉は約1か月後から) |
メリット | 手軽でリスクが少ない・即効性がある | 効果が半永久的・形の改善も可能 |
デメリット | 定期的な施術を推奨 | 外科手術のためダウンタイムが長く、負担が大きい |
こんな方におすすめ | 軽度の膣のゆるみ、潤い不足が気になる方 | 出産後や加齢で膣の広がりが強い方、根本改善を希望する方 |
まとめ
膣のゆるみや乾燥、性交痛が気になる方の多くは、まずは膣ヒアルロン酸注入からお試しいただくのがおすすめです。メスを使わないため身体への負担が少なく、短時間で潤いとハリを取り戻すことができます。出産後や加齢による軽度のゆるみであれば、十分な改善が期待できるケースも多くあります。
一方で、ゆるみの程度が強い場合には膣縮小術の方が適していることもあります。
ただ、前述したようにリスクもあるため適応になる方は絞られます。
症状やご希望に合わせて、まずは医師が丁寧に状態を確認し、最適な方法をご提案いたします。

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