マンジャロダイエット|後悔しないために知るべき効果と全リスク

美容皮膚
2026.01.05

目次(タイトル)

    SNSで見かける「マンジャロ」という言葉。
    「飲むだけで楽に痩せる」「驚くほど体重が落ちた」という魅力的な口コミに、心が揺れ動いている方も多いのではないでしょうか。過去にダイエットで挫折した経験があるほど、その効果に期待してしまいますよね。

    しかし、同時に「副作用が怖い」「本当に安全なの?」という不安の声も聞こえてきます。本来は糖尿病の治療薬であるマンジャロを、ダイエット目的で使うことには賛成と反対、両方の意見があるのが事実です。
    この記事では、そんなマンジャロダイエットの賛否両論を徹底的に解説します。期待できる効果から、後悔しないために知るべき全リスクまで、この記事を読めば全てが分かります。あなたにとってマンジャロが本当に必要な選択肢なのか、一緒に考えていきましょう。

    【大前提】そもそもマンジャロとは?ダイエット薬と違う「糖尿病治療薬」

    まず最も大切なこととして、マンジャロは痩せるために作られた「ダイエット薬」ではありません。マンジャロの正式な役割は、あくまで「2型糖尿病」の治療薬です 。血糖値をコントロールするために開発された薬が、なぜこれほどまでにダイエット効果で注目されているのでしょうか。その秘密は、マンジャロが持つ画期的な作用の仕組みにあります。

    GLP-1を超えた?画期的な「GIP/GLP-1」のW効果

    これまでも「GLP-1受容体作動薬」という薬が、食欲を抑える効果からダイエット目的で使われてきました。マンジャロが画期的なのは、そのGLP-1に加えて「GIP」というもう一つのホルモンにも同時に働きかける点です 。これら2つのホルモンに作用することで、より強力な効果が期待できるのです。

    「マンジャロ」と肥満症治療薬「ゼップバウンド」は何が違う?

    最近、「ゼップバウンド」という薬の名前を聞いたことがあるかもしれません。実は、マンジャロとゼップバウンドの有効成分は「チルゼパチド」という同じものです。では、何が違うのでしょうか。その違いは、国が使用を認めている「目的」にあります。

    つまり、ダイエット目的で「マンジャロ」を使用することは、国が承認した目的とは異なる「適応外使用」にあたるのです。この点が、後のリスクの話にも大きく関わってきます。

    【賛成論】なぜ”痩せ薬”と話題?マンジャロの驚くべき効果

    マンジャロが本来の目的とは違うにもかかわらず、これほど話題になるのは、やはりその強力な体重減少効果があるからです。ここでは、「賛成」の側面に立ち、科学的なデータに基づいてその効果を見ていきましょう。多くの人が期待を寄せる理由が、客観的な数値からも明らかになっています。

    平均-20%超!臨床試験が証明した衝撃の減量データ

    マンジャロの効果は、世界中で行われた大規模な臨床試験によって科学的に証明されています。特に、糖尿病ではない肥満症の方を対象とした「SURMOUNT-1」という試験では、驚くべき結果が報告されました。72週間(約1年半)の使用で、体重がどれだけ変化したかを見てみましょう。(出典:SURMOUNT-1試験)

    体重100 kgの人であれば、約21 kgもの減量に成功した計算になります。これは、食事制限や運動だけでは達成が非常に難しい数値です。さらに、日本人を対象とした試験では、海外を上回る結果も報告されています。

    満腹感が続き食欲が自然に消える?体重が落ちる仕組み

    これほどまでに体重が落ちるのには、明確な理由があります。マンジャロは、体に複数の方向から働きかけることで、体重減少を強力にサポートします。主なメカニズムは以下の通りです。

    • 脳への作用

    満腹中枢を刺激し、食欲を自然に抑えます。

    「お腹が空いた」と感じにくくなり、食事量をコントロールしやすくなります。

    • 胃への作用

    食後の胃の動きを緩やかにします。

    食べ物が胃に留まる時間が長くなるため、満腹感が長時間持続します。

    • 膵臓への作用

    血糖値の上昇に応じてインスリンの分泌を促します。

    血糖値の急激な変動(血糖値スパイク)を抑え、空腹感や脂肪の蓄積を防ぎます 。

    体重だけじゃない!血圧やコレステロール値も改善する可能性

    マンジャロのメリットは、体重減少だけにとどまりません。臨床試験では、体重管理に関わる様々な健康指標の改善も報告されています。肥満に伴う生活習慣病のリスクを軽減できる可能性も秘めているのです。

    • 血圧:収縮期血圧(上の血圧)が有意に低下しました。
    • 脂質:LDLコレステロール(悪玉)や中性脂肪が低下しました。
    • 血糖コントロール:血糖値の指標であるHbA1cが改善しました。

    これらの効果により、単に痩せるだけでなく、より健康的な体を目指せる可能性がある点は大きな魅力と言えるでしょう。

    【反対論】安易な使用は危険!知っておくべき深刻なリスクと副作用

    ここまではマンジャロのメリットの部分を見てきましたが、物事には必ず裏の側面があります。特に、医薬品を本来の目的以外で使う「適応外使用」には、慎重になるべき理由が数多く存在します。リスクや副作用についてもしっかりと理解しておきましょう。

    具体的な副作用の発生率と対処法

    マンジャロの使用で比較的多くみられるのが、吐き気や下痢といった消化器系の副作用です。これらの症状は、特に治療の開始時や薬の量を増やした時に現れやすいとされています。多くは時間と共に軽快しますが、生活に支障が出る場合もあります。

    急性膵炎のリスクも。見逃してはいけない危険なサイン

    頻度は低いものの、中には命に関わる可能性のある重篤な副作用も報告されています。以下のような症状が現れた場合は、直ちに医療機関を受診する必要があります。

    • 急性膵炎
      • 我慢できないほどの激しい腹痛が続く(背中に痛みが広がることもある)
      • 嘔吐を繰り返す
    • 胆石症・胆嚢炎
      • 右の上腹部の痛み
      • 発熱、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)
    • 低血糖
      • 冷や汗、動悸、手足の震え
      • 強い空腹感、意識が遠のく

    「効かなくなった」は本当?効果が薄れる人の特徴

    「最初は痩せたのに、最近は体重が落ちなくなった」という声も聞かれます。マンジャロの効果が停滞するのには、いくつかの原因が考えられます。もし効果を感じにくくなった場合は、以下の点に当てはまらないか確認してみましょう。

    1. 体が薬の量に慣れてしまった
      • 医師の判断で、適切なタイミングでの増量が必要な場合があります。
    2. 生活習慣が乱れている
      • 薬に頼りきって高カロリーな食事を続けていると、効果が相殺されてしまいます。
      • 運動不足による基礎代謝の低下も、停滞期の一因です。
    3. 自己判断で治療を続けている
      • 定期的な医師の診察を受けず、ただ薬を使い続けているだけでは最適な治療はできません。

    マンジャロはあくまでダイエットの補助です。効果を最大限に引き出すためには、医師との連携と生活習慣の見直しが不可欠と言えます 。

    まとめ

    マンジャロは「打てば痩せる魔法の薬」ではありません。効果やリスク、体質との相性を正しく理解したうえで、医師の管理下で行うことが大切です。オンライン診察で簡単に購入できる時代ですが、十分な検査を行わずに治療を始めることにはリスクも伴います。だからこそ当院では、安全性を最優先に、開始前および治療中に血液検査を実施しています。お一人おひとりの体調を確認しながら、無理のない治療をご提案いたします。安全にダイエットを進めるためにも、まずは診察でお悩みや不安をお聞かせください。

    この記事を監修した医師
    doctor_img01
    veary clinic 院長・EME CLINICチーフドクター
    井上 裕章(いのうえ ひろあき)

    下半身のコンプレックスは、隠そうと思えば隠しきれてしまうだけに、誰にも言えない非常に根の深いコンプレックスになりがちです。
    そこで、下半身のコンプレックスを一手にかつ正しく解消へと導けるクリニックを立ち上げたいと思い、東京・六本木にveary clinicを開院し、今後はより広くみなさまのお手伝いができるよう、この度大阪・梅田エリアにEME CLINICを開院することとなりました。
    より美しく、自信を持った輝きを引き出すためのご提案をさせていただきます。

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